2020.07.09
2020.07.08
三日坊主になってしまった。
描こうと思ったが億劫になってしまっていた。
昨日は体調がよく、お風呂あがりの母は私の夕食に付き合ってくれ、30分程世間話をしていた。今日は帰宅するとお蕎麦とイカと野菜の炒めものが用意されていた。
今日の調子もよいが、便秘や腸が痛むことから腸閉塞の心配がでてきた。Y病院の緩和ケアの先生と月曜話した際、これまでの症状は癌が大きくなっていて排便を邪魔してしまっていることがわかった。母は身体で感じでいたから、担当医の話を聞いて、納得していた。お腹の癌もミリ単位だったものが1センチに大きくなっていた。少しずつ進行している。すぐに亡くなる訳ではないが、これから副作用や別な体の問題がどんどんでてくるはずと、母は言っていた。
今日、話をしていてもあまり目を合わそうとしなかった。何か考え事をしているようだ。
自宅だけの行動となり、最近は200歩も歩いていない。散歩と言ってもコロナの彼女の体調から前のように散歩は厳しく感じてしまう。自宅敷地散歩をあげてみたが、あまり乗り気ではないよう。
2020.07.05
昨日の母は体調はイマイチだったが、テレビを見てケラケラ笑っていた。食欲はまぁまぁあるようで、三食ともに食べてくれた。
ハウスの取れたてナスを昼、夜とメニューをかえて作ったところ美味しいと食べてくれていた。
なるべく一緒に過ごしているのだけれど、会話も少なく、1人になりたい時間もあるよう。
昨日の様子だと体調が落ち着いているようだったので、今日は私は出かけることにした。
8時過ぎ、洗濯ものを干しに母の部屋に行くと、まだ眠っていた。治療前日は一睡もできなかったと言っていたので、疲れも溜まっているのかな。部屋に入ると目を覚まし、洗濯物は任せてお出かけしてくださいと気を遣ってくれた。今までは家事の9割を母がしていたが、この一年は母が体力的に出来なくなることも多くなってきた。手足が常に痺れていて、感覚がなく、階段の上り下り時は転ばないから気にかかる。
以前の彼女は、階段や廊下をドタバタとせっかちな上がり方をしていたが、足音が全くきこえなくなり、そろーりそろーりと慎重にのぼりおりしている。
夕方帰宅すると庭のプランターの枯れかけていた花たちがなくなり、居間にはお煎餅を食べたようなあとがみられ、彼女が起きていたことが読み取れた。
階段を登っていくと、お手洗いが見え、中には靴下が脱ぎっぱなしで戸が半開きのままになっていた。部屋を見るとぐったりとした母が横になっていた。
便秘でお手洗いに2時間ほどいたが、冷や汗と腹痛が続き、やっとの排便時に同時に嘔吐してしまい、体力を消耗してしまい動けなくなっていたと小さな声で教えてくれた。
お水、バケツ、歯ブラシ、麦茶を持っていき、口の中を洗浄してもらった。水分補給をしてもらい、そのまま休んで様子を見ることにした。
1時間後に部屋にいくと、動けるようになり、いつの間にか洗濯物をたたんでくれていた。
頂き物のメロンと桃をむいて持っていったが、今夜は控えておくとのことで、口にはしなかった。お風呂上がり、頭が回っていないようで、すぐ休んでいた。
彼女の体の中の機能が日に日に落ちているように感じる。
今朝、彼女が読みかけている本が目に入った。
「もしも1年後、この世にいないとしたら――」 見ないフリをした自分がいたが、確実に心ではいやだ!と叫ぶような痛みを感じた。
目的地までの運転中、本のタイトルが頭から離れずいろんな思いが巡り目が熱くなった。
まだ母は生きている。いなくなった後の世界のことは想像がつかないし、覚悟なんてできてない。
雨が上がり、日が差してきた田んぼが綺麗だった。母を散歩に連れ出したいと思った。
2020.07.02
今日は帰宅するとそうめんとナスを揚げカツオ節ととめんつゆの大好物が用意されていた。昨日のパスタもまだ余っていたようで、スパサラも作ってくれていた。
父母2人で用意してくれたようで、その優しさとこの日常のありがたさに、じんわりと感じるものがあった。
母の体調は今日も安定していたようで、夕飯を食べている間、製作の話をしてくれた。
父はまだ風邪気味のようで声がかすれているが、体調が優れなくても、朝のゴミ捨てとお米をついてきてくれていた。
最近は、母の代わりに仏様に朝、お茶を入れることにした。
明日は母の抗がん剤2回目。三日前までダウンしていたが、明日は受けられそうと本人も言っていた。治療の後の数日間は身体が辛いようだけれど、、、負担があまりなく、進行が遅れていますようにと願うばかり。
2010.07.01
帰宅すると今朝取れたお野菜をたっぷり使ったトマトソースパスタが準備されていた。
母が作ってくれた久々のお夕飯は、美味しくて、嬉しくて沢山頂いた。
今日は体調が安定していたようで、会話では笑顔が多く見られ、よくしゃべっていた。
子供たちの為の夏の製作を進めていて、昨日までの母とは違ったように感じた。
また明後日は抗がん剤治療で体調が悪くなるかもしれないけれど、、、
今日は彼とワンコとお散歩。
昨晩のうちに真面目な話がしたいのでと伝えていた。まだ覚悟を決めていないけれど、考えていても時間だけが過ぎていく。まずは私の思いを伝え、彼の気持ちを知る必要があると1日1Fを決行した。
彼は分かってくれていた。
母が元気なうちに会わせたいこと、私の年齢的な結婚や出産のこと、何を足踏みしているのかを伝えられた。
彼からは照れた表情を読み取れ、安心できる言葉が返ってきた。
これから2人で互いにとっていい方法をはなし合いながら模索出来そうだ。
2020.06.30
今日の母は、排便が思ったように行かず、冷や汗をたくさんかき、それだけで体力を消耗してしまったよう。
帰宅後、お部屋にいき20分程会話をしたが、気持ちが滅入ってしまっている。部屋でもじもじ、目を合わせようとせず。
「母に構っていると時間が過ぎてしまうよ、
早くお嫁に行きなさいね」と私の心配をする。一緒にいたのに母は迷惑をかけていると思っているよう。そんな事ないと言っても彼女は気を遣いすぎてしまうから、ただそばにいるだけでいい。母よ、そんなこと気にするな。私の心が安心するのです、あなたと一緒だと。
私も彼とのこれからを進めていきたいけれど、うまく言葉に出来ないのと、彼の言葉や気持ちが思っていたものと違ったらと進める事への怖さも感じていたり。
今の環境を変えたくなかったり、でも年齢的にそろそろ動かないと、と焦ったり。でもこんなまとまらない気持ちで聞きたくなかったり。坂爪さんのように1日1F(fear)をと頭では分かっていても…
金曜は抗がん剤治療2回目。受けれるかなぁ。